大宮東口の工事が終わらない件について

秘書 三枝

1.大宮GCS構想?

 こんにちは,最近,来年のオレンジ法律事務所10周年に向けて,色々と構想を練ったりしている秘書の三枝です。オレンジらしいものを考えたいと思いますので,楽しみにしていてくださいね。

 さて,最近,事務所のある大宮も急に寒くなってきました。冬の足音が聞こえてきた今日この頃ですが,今日は,埼玉にお住まいの皆様にとっておきのニュースがございます!大宮東口でずっと行われている工事,疑問に思ったことはございませんか?なんとあれは大宮GCS構想に関係があるのです!...といってもちょっとわかりにくいですよね。そもそも,GCSとはグランドセントラルステーションの略称で,ニューヨーク・マンハッタンを代表する歴史的な名所グランドセントラル駅をモチーフにしているようです。勘のいい方ならもうおわかりかもしれませんが,この大宮GCS構想,ざっくりいうなら駅の再開発です!

 今回は大宮駅の再開発について紹介させていただきます。

2.東日本の玄関口大宮

 さて、大宮GCS構想の話に入る前に、わがオレンジ法律事務所がある大宮について、簡単におさらいをしたいと思います。

 さいたま市の都心である大宮駅周辺は,積極的に土地開発を行った結果,北陸・北海道新幹線の開業や上野東京ラインの開通から交通の面で大宮駅の重要性がこれまで以上に増してきています。実際に朝の通勤ラッシュでは駅が大変混雑しておりますので,大宮駅が多くの人に利用されて,重要な駅であることがよくわかります。(余談ですが,大宮駅はスタディサプリのサイトにある,駅の統計データランキング2021「埼玉県の1日の利用者が多い駅ランキング」によると,2位の和光市駅26万5416人に2倍の差をつけて,52万7259人と堂々の1位となっております!)

 大宮は今後,東日本の玄関口として東日本全体の発展を牽引する役割となっているため,大宮駅グランドセントラルステーション化構想では『首都圏広域地方計画』で重要視している駅周辺の街区のまちづくり,交通基盤整備及び駅機能の高度化をめざした駅や駅周辺の再開発が行われるようになりました。大宮が東日本の玄関口となり,発展の牽引をするなんて,なんだか素敵ですね!

 その発展の1つとして行われているのが,冒頭で紹介した東口の工事の正体「大宮門街(オオミヤカドマチ)」です。大宮門街では一つの建物に商業,文化,ビジネスが交わる施設となっているそうです。

3.「大宮門街(オオミヤカドマチ)」の防災対策

 ではこの新しく建設されている「大宮門街(オオミヤカドマチ)」商業施設や市民ホール,オフィスフロアといった様々なジャンルが交わる施設となっているとのことですが,防災機能はどうなっているのでしょうか。

 こちらの施設,万が一の災害時にも安心・安全を提供できるような防災機能を導入しているようです。例えば,災害時であってもビル機能の維持を72時間行える備えがあり,の非常用発電機スペースやオイルタンクの用意,企業のBCP対策(Business Continuity Plan:事業継続計画)をサポートするだけでなく,大きな地震にも耐えうる,免震構造をとっているため,災害時は帰宅困難者に対する一時滞在施設として解放されるようです。

 このように,災害面についてしっかりしている施設だと,新しい建物で,大宮駅も近い場所ということもあり,ここに新しくオフィスを移転したくなってしまいますね。

4.まとめ

 オレンジ法律事務所の事務所内からは「大宮門街(オオミヤカドマチ)」の工事現場は見ることができませんが,通勤の時に必ず見ているるものなので,大宮東口に新しくできる施設わかると,いつも見ていた工事もなんだかわくわくしてきますね!また,「大宮門街(オオミヤカドマチ)」 のロゴもカッコイイ!

 この「大宮門街(オオミヤカドマチ)」大宮駅東口大門町2丁目中地区市街地再開発組合によると,「東日本の玄関口となる大宮駅から,緑豊かな氷川神社の参道へ続く『門』の役目をもち,大宮で暮らし,働き,楽しむためのいろいろな施設が集まった,ひとつの『街』のような存在でありたいという想いを込めた名称です」とのことでした。

 昔ながらの大宮の良さを生かしつつ,東日本の玄関口としての新しい大宮の名所となり,埼玉に住んでいる人も,そうでない人にも,多くの方の憩いの場となればいいなと思っております。完成は2022年4月とのことですので,それまで楽しみに待っていようと思います!

 最後まで読んでいただき,ありがとうございました。