DOYがふりかえる入所1か月(その①)

広報・営業 土肥

 こんにちは。オレンジ法律事務所の広報兼営業を担当している土肥です。
 私が入所して1か月が経ちましたので,今回のブログでは,「広報兼営業」という仕事が,どういうものなのかを振り返りながら,皆様にお伝えしようと思います。

 ちなみに,オレンジ法律事務所では,それぞれのスタッフの名前を,3文字のローマ字で表現する慣行になっています。私,「土肥ゆかり」であれば「DOY」という感じです。

 最初は,ちょっと違和感がありましたが,手書きやPCで書くときに,漢字よりも3文字のローマ字の方が早く書けるというのが理由のようです。辻本先生らしい,いや,TJKらしいですね。そもそも土肥は,DOIと3文字なので,DOYではなくてもDOIで,よさそうな気もしますが,そこは慣行に従って。               

 社内のPC上でDOYを目にすると,私は,「土肥!ドーヨ,ドーヨ!?」と聞かれているかのように,感じる今日この頃です。

 ちなみに,有馬先生は「ARA」。Aが多いです。文字だけ見ると「あら」。
 「あら・あら~どうしたのですか~」と発するようなことは,まずないですね。むしろ有馬先生,あら(粗)がないです。

 馬場先生は「BBN」。これまた,Bが多いです。
 「ババンバ・バンバンバン・アービバ(アーリマ)ノンノン♪」。
 「ザ・ドリフターズ」の「ドリフのビバノン音頭」のメロディーが頭上を流れていきます。
 「アービバ」の歌詞がどうしても「アーリマ」に聞こえてきてしまいます。ARAも見え隠れしながら,ふたりがコラボレーションをしています。

 さらには,櫻井さんは「SKK」。Kが多い!。お肌を潤す化粧水かと思ってしまいます。
 ちなみに櫻井さん,普段は,マスクでお顔が隠れていますが,お肌も,とても綺麗です。

 これまで,下の名前を意識しないで仕事をしてきた私にとって,PCで書くときに,下の名前も意識して仕事をするのは,とても新鮮でした。


法律事務所の広報と営業

 オレンジ法律事務所における「広報」とは,オレンジの活動内容を外部に発信したり,宣伝をしたりして,オレンジとクライアント企業との架け橋役をするものかと思います。

 また,法律事務所での「営業」とは,クライアント企業からオレンジがサービスの依頼を受けるように働きかけることだと思います。オレンジのことを知ってもらわないと営業にはならないという意味では,オレンジでは広報と営業とは共通することが多いように思います。

 これまで営業畑一筋で,ジュエリーやブランド品などの販売等の営業を主にして参りました。
 そこで,私は,これまでの職歴に加えて,その根性と持ち前の行動力と明るさで,何とかオレンジの広報兼営業の仕事を全うしたいと思いました!


辻本からの4つの助言

 もっとも,入所前に,辻本先生から,これまでのブランド品などの販売とオレンジでの広報活動,営業活動は異なるなど,色々と工夫が必要であると言われました。
 特に,次の4つの点を指摘されたのを覚えています。

1つ目は,「サービス内容を知る難しさ」です。
 「物販の販売員が商品を売ることができるように,理論的には,弁護士ではなくても弁護士のサービスを売ることはできる。ただ,商品の中身をよく知らなければ商品を売ることができないように,弁護士のサービスをよく知らなければ弁護士のサービスを売ることはできない。そのため,DOYは,誰よりも,オレンジが提供するサービスを熟知する必要がある。」と言われました。
 たしかに,法律事務所の弁護士が何をしているかが分からないと,広報も営業もできず,オレンジ法律事務所とクライアント企業との架け橋の役割を担うことはできないと思いました。

2つ目は,「クライアント企業のニーズを知る難しさ」です。
 「クライアントの多くは企業であって,個人のクライアントのニーズと比べて,企業のクライアントのニーズは,正確に把握するのは簡単ではない」と言われました。
 たしかに,これまでのお客様は,店舗に来店した個人のお客様であり,来店目的もある程度,わかりやすいものでしたが,企業をお客様にするのは初めてで,企業のニーズを掴むのは難しそうに思います。

3つ目は,「社長が持つ経営感覚を理解することの難しさ」です。
 「中小企業の場合,社長と直接話をすることが多くなるが,社長は,常にクライアント企業全体の重い責任を背負って仕事をしており,社長の経営的な感覚を理解しないと,話しが通じない」と言われました。
 何となくはわかりますが,社長の経営感覚の理解というのが,あまりピンときていませんでした。

4つ目は,「大型高額サービスを販売することの難しさ」です。
 「提供するサービスが,クライアント企業にとって,社運を左右するなどかなり重大なものであり,かつ,高額のものである。そのため,思いつきで衝動買いということはなく,クライアント企業は,サービスの提供を受けることが合理的であると慎重に判断した場合でなければ,オレンジのサービスを購入しようとしない。オレンジがクライアント企業と顧問契約をするときも,長い時間をかけて信頼関係などを築いたり,じっくり検討してから締結することが多い。」と言われました。
 言われて見ると,オレンジが提供するサービスについて,オレンジが負う責任の重さを感じるような気がしました。


入所して行った序の序の序

 辻本先生から,先ほどの4つの助言をもらい,なんとなくオレンジの広報・営業が難しいのかなと思いながらも,やりがいのある仕事かなと思いました。
 入所前に漠然と抱いていた,法律事務所での「広報・営業」の役割を想像し,自分だったらどうするのか,色々と構想を考えていました。
 いま,オレンジ法律事務所での現実世界に降り立ち,見えてきたものは………。

 「なんてこった‼法律事務所の営業って,思っていたよりも難しい‼」です。

 まだ,序の序の序の口部分しか,行っていないのですが,失敗の連続です。

 あー,大変!!「エンヤーコラヤット,ドッコイジャンジャンコーラヤ」と,ドリフのオープニング曲を頭上に流しながら,大変なときこそ,踏ん張っていきたいと思います。

 次回は,具体的にどんなことをして,どんなことがわかり,どううまくいかないのか,書いてみたいと思います。
 ぜひ。ご笑覧ください。

   ふりかえるDOY

 ド~ヨ~??(*_*;