着眼大局と着手小局(松岡祐希)

                                    営業秘書 松岡祐希

 今年は,「着眼大局と着手小局」という言葉を目標にしました。

 着眼大局とは,広い視野で物事を全体的に大きくとらえ,その要点や本質を見抜くこと。そして着手小局とは,実際に取り掛かるときには,細かなところにも目を配り,具体的に実践していくことです。

 営業秘書として入所し,約1年半が経ちました。入所時は,頼まれた業務をこなしていく仕事の仕方をしており,その業務が後々どのような影響を与えるか,その業務をやる最終的な目的は何かということを考える余裕はありませんでした。1年半経った今では,業務の流れや優先順位をつかむことができるようになり,自分の仕事だけではなく,事務所全体を見ながら,仕事をするようになりました。

 そこで,今年は周りを見ながら仕事をするだけでなく,「着眼大局と着手小局」のように,物事の本質を見抜き,より具体的に丁寧に取り組むことで,確実に事務所へ貢献したいと思い,目標にいたしました。

 物事の本質を見抜くことは,進めている業務の方向性が間違っていないか考えたり,無駄な作業を防ぐこともできます。また,細かなところにも目を配ることで,ケアレスミスを防いだり,業務を依頼した人からしても,丁寧に進めてくれた,またお願いしようと信頼関係を築くことができると思います。

 最近では,部署の業務にしても,営業秘書としても,頼まれるプロジェクトが多くなってきました。

 そういったときに,まずは何のためにこのプロジェクトをやるのか,最終的な目的は何かを考え,実際に取り掛かるときには丁寧に,具体的に進めることを意識して結果を出していきたいと思います。