オレンジ・ジャマン・ベール

弁護士 辻本 恵太

久々な登場の弁護士の辻本です。

元メガバンクのブロガー田村さん(65)に押され気味だったので、ひとブログ書いて巻き返したい。

まずは、オレンジ法律事務所が誇る「ジャマン」を紹介する。
というのは、「はい、オレンジ法律事務所のジャマンでございます。」という言葉を近くで良く耳にするが、クライアントの皆さんが驚かないで欲しいからである。
ジャマンとは、オレンジ法律事務所の新サービスの名称ではない。

「ジャマン」とは、事件担当の事務局スタッフである「ジャマンなるみ」さんのことである。
早稲田大学教育学部を卒業し、今年の春、オレンジ法律事務所に入所した、新卒新入所員である。
両親がバングラデシュ人。大学ではフラメンコにはまっていたとのこと。
真面目で、なぜか雑学が好き。

何だか国際的な雰囲気がするジャマンさんではあるが、オレンジ法律事務所の面接の際、英語をそれなりに話せると言っていた。
言われてみれば,たしかに英語が話せそうな雰囲気がしてならない。
もっとも、ジャマンさんがオレンジ法律事務所に入って、しばらく経つが、英語を話しているところは見たことがない。
厚いベールに包まれたままである。

そんなジャマンさんが、先日、事務所ミーティングの際、「ルイテンは・・・」と発言をした。繰り返し、「ルイテン」について言及した。

ついに、英語がでてしまったのか。もしかしたら、ベンガル語なのか?
私の語学力が不十分で、ジャマンさんの言葉が聴き取ることができず、戸惑っていたところ、中久木さんが、ぼそっと助け船を出してくれた。

「ジャマンさん、リュイテン…」

リュイテン? りゅういてん? 留意点!
ジャマンさんは,どうも「留意点」を威風堂々と「ルイテン」と言っていたらしい。

ジャマンさんが入所して、吹き込まれた新たな風はとても強く、日々、ジャマンさんの成長を横目で見ている。
ただ、ジャマンさんを包み込むベールは、益々、厚さを増すばかりである。