広報担当 秘書 田村司
「ニューフェイス」この言葉は,若返った気分になります。
私も約48年前に紹介されたときに使われた言葉であります。
古参,新人,ベテラン,達人,など色々な言葉が浮びましたが,フレッシュなイメージのこの言葉にしました。
この場をお借りしまして,1月16日から着任した中津さんを紹介いたします。
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中津さんは前の会社を定年退職した方です。担当は総務とのことです。
総務というと一般的には組織体全体の運営に関する事務を処理する部署ですが,会社によっては経理兼務などで,総務と庶務と混同するなど,実体はまちまちです。
そこで,具体的な業務内容をお聞きしてみました。中津さんは総務の中で,法務業務を担当しており,契約書の締結などの法務的事案について,顧問弁護士などを交えて処理していた経験があるようです。また,特許,商標などの知的財産関係について,会社の総務として携わり,その管理やトラブル対応をしていたようです。
また,数千坪もの倉庫における工程管理を見直し,改善をし,2割近くの時間,費用のコストダウンのマネージメントをしたようです。また,総部のもとに人事課をかかえており,採用,教育等に直接関わったようです。
「こんなに知財実務経験の豊富な人材はどこから?」とコマーシャルの謳い文句のように私は驚いております。また,顧問弁護士との接点が多かったということでしたので,私,田村から,中津さんに,会社の担当者の立場での顧問弁護士の在り方のアドバイスをお聞きしてみました。
会社の合併も経験しており,提携方法・人事・組織の在り方・などの難しさについても,お話し頂きました。そのために,(中津さんの言葉を借りますと,)「顧問弁護士は顧問先の会社のことを熟知して,また会社内の人間関係まで,理解しておかないといけない。」とのことです。会社は十人十色であるため,経営陣の趣向や会社内の人間関係まで理解しておかないと,顧問弁護士として,いざというときに,迅速にその会社に合った高品質なサービスが出来ないようであります(これは,辻本先生も日頃から所内で言っていることです。)
辻本先生が,中津さんが法律事務所を選定した理由は,このような会社の立場から見た法律事務所や顧問弁護士の関わり合いの実践し経験が豊かであることと,総務や人事について深い教養があり,オレンジ法律事務所に新しい風を吹き込んでもらえると思ったからと聞きました。
私も,企業の内情を熟知している人材が増えたことで,今後オレンジ法律事務所の顧問先へ最高品質のサービスの提供の充実が図られると思いますし,さらに付加価値の高い顧問サービスの実現を期待していてください。
なお,以前,ご説明しました通り,オレンジ法律事務所は「埼玉県シニア活躍推進宣言企業(生涯現役実践企業)として知事から認定されております。このように,オレンジ法律事務所には,シニアの活躍の場が提供されています。
シニア以外にも若手弁護士,秘書,などの募集をしておりますので,資格,経験,能力,意欲のお有りの方は是非,応募にチャレンジして下さい。お待ちしております。
参考資料です。