法律相談をする一歩の勇気と降り注ぐオレンジの問いかけ

                                        営業  土肥

 前回、営業について私の思案は次回に、と、お伝えしましたが,実は既にオレンジ社内で、ソーシャルディスタンスを取りながら発信させていただきました。もしお聴きになりたい方や同じ営業職に就かれていて意見交換をされたいご希望の方はこちらのURLまで。なんつっって。。。。。冗談を飛ばすと六法全書に足をむけて寝られないので,そろそろ、ひまわりと正面向きたいと思います。

 オレンジ法律事務所に入所して一週間が過ぎました。法律事務所での勤務は初めてのことなので,入所して間もない今だからこそ、私の目に映る出来事は、きっとお客様に近い目線で見れているかもしれません。

  お客様の立場に立ってオレンジ法律事務所だからこそだなと思う特徴をお伝え致します。

事務局スタッフの電話取り次ぎ

 お客様が何か事件を依頼したい時,まずは事務所に、お電話をすることがお客様の第一アクションになるかと思います。その際,事務所にコールされた電話は、事務局スタッフの誰もが受け取れる体制をつくっています。優先的に電話を取るスタッフはいるのですが,取らないスタッフはいません。いわゆる電話番は配置しておらず,オレンジ法律事務所の事務局スタッフは、総勢11名おり,全員一丸となってお電話を取り次がせて頂くのです。つまり,全員が電話に出るということは、事務所内でお客様の事件に関わらないスタッフは誰ひとりいないことを指しています。受電すると,内容は事務局全スタッフ、そして弁護士先生方全員が把握することになっています。ただ電話で内容をお聴きするだけではなく,その受電から今何をするべきか、電話を受けたスタッフが、適宜的確に、その後の流れを掴みながら遂行させていきます。それに併せて弁護士先生方もすみやかに動いていきます。

相談内容の走り書きメモのお勧め

 ここでお客様に役立つ情報をお知らせ致します。事件が勃発した時は、『もうとにかく弁護士に一度相談したい!!』と強く思っているかと思うのですが,相談したい内容をお電話頂く前や後にでも、走り書き程度で構いませんので,携帯のメモ機能なり,パソコンなりで文章にすることをお勧め致します。なぜならお電話を頂いても、弁護士先生の外出や他のお客様との打ち合わせ等で、すぐに取り次ぐことが出来ない可能性があるからです。お客様にとっては、すぐさま直接弁護士に状況を伝えたい、と思うお気持ちは、とてもよく分かります。
 ですが,せっかく頂いたお電話を無駄にはしたくないので,文章にしておいてくださると,もし仮にお電話を頂いた時に先生にすぐ取り次ぎが出来なかったとしても,その後,事務所宛てにメモの内容をメールで送信して頂ければ,外出先にいる先生並びに打合せが終了した先生方が、いち早くメールを確認することが出来ます。
 文章にするのはとても手間のかかることですし,先生に読んで頂くので、しっかりとした文章にしなくては、と思う方も多いかもしれません。でもそこはご安心ください。あくまで簡単な走り書きの内容で良いのです。先生方がメールの内容を確認したのち,折り返しのご連絡がお客様の元に入ります。そしてもし実際に直接相談したいとなれば、直接事務所に相談料をご用意の上、お越し頂ければ,弁護士先生方はプロなので、お客様の状況を掴みながら、そして大事な質問をいくつかしながらヒアリングをさせていただきます。

 ちなみに走り書きのメモは、法律相談をする際にも多いに役立ち、お客様を助けることとなります。相談は時間に応じて報酬が発生するので、限られた時間の中で,具体的にそしてお客様の要望を叶える為に弁護士が要点を伺っていく大切な時間です。初めての法律相談だった際や、相談することに慣れていない場合は、どうしても弁護士先生を前にして、頭が真っ白になったり,思い出せなかったりすることも沢山あるかと思います。お客様の気持ちを整理する為にも,証拠となる根拠が後々必要になることも十分にあるので,走り書きメモがあると、法律相談の時間を有効的に使って頂けるかと思います。

初回の法律相談料

 法律相談をする際はこれまでの私の経験上,30分区切りの30分5,000円(消費税別途。以下同様)といわれたことが多かったのですが(6件中6件),オレンジ法律事務所は、最初から初回は、1時間5,000円と謳っていて,その後30分毎に5,000円がかかるようです。つまり,少なくとも1時間は、しっかりとお客様のお話を聴くことを、前提としているようです。多くの場合,初回の相談は1時間30分かかると思っていただいた方がよいようです。 
 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが,相談する時に30分そこらで相談を終了させるのは、本当に短すぎていくら事前にメモで内容を控えておいたとしても、自分の伝えたいことは半分そこらで、残りの10~15分以内で弁護士先生の事件解決方法を聞いて、依頼するかどうか弁護士の手腕を自分で見定めなくてはなりません。

 人生で猛烈にどうしようもなく起こってしまったことを解決するには、まずはきちんと精査しながら話を聞き取ることが弁護士には必要で,依頼者は、どの先生に依頼するかで自分の人生が大きく左右されるので,自分にあった先生を見つけることも重要です。

 最低でも1時間はじっくりと依頼者の話を聴くのと同時に,今後の戦略を立てるために,依頼者の意向に沿いながら色々な質問を丁寧にしていくオレンジ法律事務所の方針は,依頼者にとても親切です。もちろん他の法律事務所と、比較検討していただいても大丈夫です。自分に合う合わないの問題もありますし,場所的な事柄で事務所の通い安さも大切です。私が言うのもおかしなことですが,結局、人が人を介して問題解決することなので、色々な人を見る目を、養うことも大事ですね。きっと、弁護士先生方も皆さんと同じで、仕事に全力投球している根底に、何ら変わりは無く,人生をより良く進んで頂く為のお手伝いをする生業に就いていますので、安心して身を委ねてください。

中小企業の相談

 今回は,どちらかと言いえば,個人の方のご相談を念頭に、初めての法律相談というものをイメージしてもらいたくてブログを書かせてもらいました。
 もっとも,オレンジ法律事務所は,中小企業の相談が多く,私も少しずつ顧問先企業の方と挨拶をさせてもらいながら,勉強をしているところです。企業の相談は,複雑なものも多く難しそうですが,企業の見方になって企業を助けることが,その企業の従業員,お客様,取引先企業,そして地域を活性化することにつながると信じて,頑張りたいと思います!