田村から「新社会人の若者」へ贈ることば

広報担当 秘書 田村 司

・今年のオレンジ法律事務所のイベント「お花見」はにぎやかに終わりました。

桜前線はすでに埼玉,大宮を過ぎて,東北へ北上中です。今頃は仙台の青葉山公園の桜か,盛岡の旧不来方城の桜と石割り桜が見所でしょう。そして青森の弘前城の桜も見所です。桜の花を愛でることが出来なかった方はまだ間に合うと思います。大宮から新幹線ですぐに着きます。

 

「花の命は短くて・・・」と言いながら毎年桜を見て今や,私は満66歳になりました。自分の誕生日はちっとも嬉しくもない。

日本に生まれて良かったと思うときは,咲き乱れるサクラの花を見たときです。

散り始めて花びらのじゅうたんを歩いているようでした(誇張しすぎかな?)。路傍の草にも小さな花が咲いていました。

しかし,この時期は花粉症の花盛りです。鼻水をマスクで隠しながら,陽気な気持ちと憂鬱な気持ちが混在する季節です。

さて,本題です。4月は新社会人が巣立つ時期です。

老婆心ながら,気の利いたことばを考えました。先人の優れた格言がありますが,自分で考えたオリジナル性の中から厳選して,三つほど若者へのはなむけのことばを用意いたしました。通常,親の意見は聞き流され「うざい」と言われていると推察されます。そこで親の気持ちに立って,将来の期待を込めて,苦言に徹したことばにしました。

 

一つ目,職場の人の悪口を言わない。

     好きになれない人の長所をさがして,誉めなさい。

これが一番難しい。好かれる人柄とは,他人の悪口を言わない人柄と思います。

職場には,いろいろな経験と考え方の違う人がたくさんいます。

完璧な人はこの世にはすくない。そこで,短所はその人の特徴と捉え,長所を探すとその長所と短所が相乗効果で魅力に感じます。短所も魅力にする。このようにプラス思考で考えるようにすると人間関係に展望が開けます。

 

二つ目,路傍の草のように,しぶとく生き抜きなさい。

これは,桜の花と真逆の生き方のすすめです。

桜の花びらのように散ることなく,しぶとく生き残るのです。

しかも,路傍の名も知らない草のように小さいけれど,確実に花を咲かせる生き方もあります。そして,人生困ったら,恥も外聞もなく,生き残るために逃げることも必要です(36計)。

 

三つ目 常に将来を見据えて人生設計をして下さい。

     老後生活は自己責任となります。

これからの若者に「老後生活を考えなさい」ということは,大変,酷なことですが,

過ぎ去って思い起こすと人生は「あっ」という間です。「光陰矢の如し」です。

老後資金を公的資金(年金)で,十分に賄えないときの自己防衛が必要と思われます。

 

これだけの覚悟で臨めば,無難であると保証はできないが,普通の社会生活が送れると思います。身体も心も病気になります。その時は頑張り過ぎないようにして下さい。

 

皆さんが,50年後に人生を振り返ったとき,この「三つのことば」の一つでも役だったと感じていただけましたら,それがわたしの喜びです。多分,私は生きておりません(千の風になっています)。

 

 

以下は これだけでは物足りないと思われた方はお読みください。

 

「人間(じんかん),万事塞翁が馬」・・・ 簡単解説・・不幸は幸にもなり,幸は不幸にもなる例えです。詳細は漢文でご堪能下さい。

「人生は,重荷を負って遠き道を行くが如し」・・・徳川家康公

時はは金なり,後悔先に立たず,急がば回れ,急いては事をし損じる,人の振り見て我が振り直せ,

他山の石,反面教師,過ぎたるは及ばざるがごとし,喉元を過ぎれば熱さを忘れる,出る杭は打たれる,

蛇足・・・「うざい」と思わずに素直に人の意見に耳を傾けることの出きる人が人生の勝者に近づく秘訣です(個人的見解です)。