新年のご挨拶
謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別の御引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当事務所は、新たに根岸美香弁護士を迎えることになりました。
根岸弁護士は、中央大学法学部を卒業後、慶應義塾大学法科大学院を修了し、昨年１２月に司法修習生第７２期を修了して当事務所に入所する運びとなりました。
精緻な議論を好む性格と短歌を嗜む感受性を備える根岸先生の活躍を楽しみにしてください。
昨年、私辻本は、これまで避けていたことを敢えてやってみようと思っておりましたところ、機会があって、関東弁理士会にて特許の先使用権に関する講義をしたり、ラジオに出演しました。
特許法の１つの条文にフォーカスして２時間の講義をするというのは良い経験でしたし、３０分のラジオ出演の中でパーソナリティーの方の周到な備えと当意即妙な切り返し、ホスピタリティなどを心地よく学ばせてもらいました。
また、昨年１０月、オレンジ法律事務所とは別に、テトラベンダー株式会社という新会社を設立しました。
同社の企業活動を通じて、これまで以上に企業というものの理解が進むものと期待しております。
本年も、あっと驚く良質なサービスを皆様にお届けするべく、スタッフ一同で邁進する所存でございます。
これまで以上にご指導ご鞭撻をいただきますようお願い致します。
令和２年元旦
この度、第７２期司法修習（実務修習地：さいたま）を修了し、自分が生まれ育った埼玉県で弁護士の第一歩を踏み出すこととなりました。
実務修習では、自分では考えもつかない事件内容と直面し、種々の疑問点がありました。
その都度、丁寧に御指導いただきました諸先輩方に感激し、法曹としてのあるべき姿を改めて思い知らされたところです。
私は、学生時代、文芸部に所属しておりましたので、短歌を嗜んでおりました。僅かな文字数で、最大限の情景を歌い込む短歌は、最高の言語パフォーマンスです。
最小にして最大の効果を発揮させるべく研鑽を重ねていたことは、今後の弁護士業に役立つものと考えております。
イラストの『ね』の字が子年の『ね』でなく、まさかの根岸の『ね』だと知り一層頑張る所存です。
まだまだ未熟者ではありますが、今後も愛する和歌集を読了し、学んできた一つひとつの言葉の重要性を意識しながら、親身かつ丁寧に話をお聞きし、全力で対応することと同時に依頼者に対して心を寄り添えるような弁護士を目指し、日々精進いたしますので、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
