令和4年1月 オレンジ書初め大会(第10回)

オレンジ法律事務所書き初め大会。本年は、弁護士・秘書・事務員スタッフ総勢15人で、書き初めに挑戦しました。開設10周年なのでお題は「今後10年の目標」です。

1/25 去年の書き初めを見る

つながる 満たす 没頭する

弁護士:辻本恵太

これから10年間、私が一番幸せでいられる方法を考えた。

1. つながる。
寂しがり屋の私は、1人だと寂しい。周りに人がいないと孤独に感じるのは、本能的な感覚だ。そうでなければ15人の所帯でオレンジを運営していない。人とのつながりが少なからず自分の幸せに影響を及ぼしているだろう。
ちなみに、昨年、ホームページ経由などオレンジを知らない人から案件を受けた件数は全体の0.7%に過ぎなかった。これからも人とのつながりがオレンジの生命線でもあることは間違いない。


2. 満たす。
人が求めることをしたいというのは誰しもに備わっている根源的な感情だと思うが、「仕事」という言葉ではしっくりこない。「役に立つ」という意味が含まれていないし、プライベートでも人が求めることをしたいという感情があるからだ。
「役に立つ」だけでなく、「意味がある」もの(感動する、誇りに思う、思い出に残ることなどを求める人の欲望)に応えるという意味のしっくりくる言葉が見つからない。
とりあえず「満たす」という言葉にしたが、ワードセンスがないなと思う。

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つながる 満たす 没頭する

弁護士:辻本恵太


3. 没頭する。
幸せな瞬間として真っ先に思いついたこと。私を一言で表わすと没頭する人間であるといえよう。
中学、高校は数学。中学のときに東大の問題や国際数学オリンピックの問題に熱中した。解けたときもうれしいが、取り組んでいる瞬間が最高だ。B4の紙に大きく図を書きゆっくり問題を考えていると集中し始める。やがて頭が真っ白。周りの雑音も時間も気にならなくなる。気付くと夜が明けていたということも少なくない。大学でプログラミングをしているときも同じ感覚だった。
今も膨大な裁判例を調べたり起案するときに没頭する感覚がないではないが、数学ほど没頭する機会が多くはない。
没頭とは、究極の自分本位であって、究極に幸せに感じる。結果、信じられないほどのパフォーマンスがでる。これから少しでも多く、何かに没頭したい。


4. 「つながる」「満たす」「没頭する」は、すべて自分本位な欲望に基づくものであるが、スタッフ1人ひとりも、誰かとつながり、誰かを満たし、何かに没頭してもらいたい。スタッフがハッピーになり、ひいては、クライアントや取引先に、すばらしい体験を与えることができるものと信じている。
だからこそ、「つながる」「満たす」「没頭する」を今後の10年の目標として、書初めの言葉とした。

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加速する世界で進化する

弁護士:有馬明仁

私は、スマホが発売された初期の頃からアイフォンを使用しています。

アイフォンは、年々、進化しており、ここ数年間だと、iOS12の配信にあわせてリリースされたショートカットのアプリが非常に便利で日々の生活に欠かせなくなっています。自宅にスマートリモコンを導入しているので、「hey siriエアコン消して」といえば、ショートカットの機能により、エアコンの電源が消えるようになっています。また、オートメーション機能も便利で、時間・場所によりアラームやWi-Fiのオン・オフを自動化するよう設定しています。

このような多彩な機能がインストールされているアイフォンなのですが、初代のアイフォンが発売されたのが2007年なので、まだ15年しか経過していないことになります。

いまや世界中の人々の生活必需品となったスマホですが、アイフォンの登場した時期を振り返ってみると、その歴史はまだまだ浅いといえるのではないでしょうか。

スマホ一つをとってみても、過去10年のテクノロジーの進化は凄まじいものがあります。しかし、今後、10年間の世界は、さらなるスピードで進化するように思えてなりません。

4/25

加速する世界で進化する

弁護士:有馬明仁

去年、読んだ本で、ピーター・ディアマンディス&スティーブン・コトラー著『2030年:すべてが加速する世界に備えよ』(NewsPicksパブリッシング、2020)には、私の想像以上のテクノロジーの進化、コンバージェンスの時代がやってくること等が記載されていました。

私としては、同書籍に記載されているようないわゆる「すべてが加速する世界」がやってくることについて、全く不安がないわけではないですが、それ以上に楽しみでなりません。

今後、10年は、加速していく世界に置いていかれないように必死に付いて行くことはもちろんのこと、時代の潮流に乗って、テクノロジー等をうまく使いこなし、自分も加速度的に進化していきたいと思います。

5/25

仕事と家庭の充実

弁護士:丘恵美利

仕事と家庭の「両立」は、多くの人にとって、課題だと思います。

「両立」というと、ネガティブな意味を持つようで、検索画面で「仕事と家庭の両立」と入力すると、「しんどい」とか「ストレス」といった単語が続いて出てきます。

仕事と家庭をどちらも100%がんばろうと思うと、気力的にも体力的にも無理がでてきます。

私は、結婚式の打合せで、牧師さんから、結婚に向けた目標を聞かれたとき、仕事も家庭もがんばりたいと答えたところ、すごく心配されて、頑張りすぎないようにという趣旨のお話をいただきました。

そこで、自分を追い詰めるようなネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味で、仕事と家庭の「充実」を目標にしたいと考えています。

6/25

仕事と家庭の充実

弁護士:丘恵美利

「仕事も家庭も一生懸命やるといいよ。」というのは、司法修習終了時の懇親会で、教官からいただいたアドバイスです。その後も、ずっと心に残っています。

私がどちらかをすぐ諦めそうに見えたのか、教官のそのときのプライベートな出来事に関係があったのか分かりません。

子どもが小さい時期や、進路や就職など悩みの多い時期など、家族にも多くの時間を割くことが必要になります。

配偶者の仕事の関係など、まずは家庭に全力投球するという選択肢も当然あると思います。

それでも、どちらにも従事できる状況にある限り、ポジティブに、仕事についてはよりよい成果があげられるように、家族のために少しでもやれることがあればできるだけ時間をとるという思いをもって、日々過ごしていきたいです。

7/25

時勢と自己の理解

弁護士:尾形駿

今年は、「時勢と自己を理解する」という言葉にしました。

世の中の大きな流れを理解しつつ、自身のことも理解するという内容になります。

現在は、技術の進歩が速い上、情報の量や流れが速く、求められるサービス水準も高くなってきていると思います。また、SDGs、ESG、カーボンニュートラル等に現れているように、倫理観等の重要性も次第に高まっております。

法律業務との関連でいうと、人権デューデリジェンスの実施が行われ始めていたり、契約書内でサプライチェーンおいて人権侵害がないことを誓約するような条項が付け加えられるなどの動きも徐々に出てきております。また、労働のあり方についても、同一労働同一賃金の制度等法制度の改革も進んでおります。

こうした世の中の大きな流れは、好むと好まざると、ルール化してくることにより逃れることができなくなるため、少なくとも、社会活動を行っていく上では、理解しなければならないと感じております。また、単にトレンドに乗ってこれらのワードを発してそれっぽいことを口にするだけでなく、法律家として、その原理原則や文脈についても理解することを心がけようと思います。

8/25

時勢と自己の理解

弁護士:尾形駿

弊所では、中小企業のお客様が多いので、個人としても、事務所としても、世の中音痴あるいはビジネス音痴にならないよう日々アンテナを張っていくことが必須なので、少々大変ですが、長期的に努力していかなければならないと思っております。

他方で、上記のような世の中の流れを理解することと同時に、自身のことも理解しなければならないと感じております。

意外と世の中のことを理解するより、自分自身のことを理解することの方が難しいかもしれないと考えるようになりました。

自分がどのようなことに興味を持ち、感動するのか、自分がどのような思考方法を辿る傾向にあるのか、自分の強みや弱みはどこにあるのかということを冷静に理解した上で、時勢の中で自身がどのポジションを取るべきか、どのようなことで価値を出せるのかということを考え続けていきたいと思っております。

9/25

千里の道も一歩から

弁護士:馬場直仁

今年の言葉は、『千里の道も一歩から』にしました。
辞書には、「遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。」(デジタル大辞泉)

オレンジ法律事務所は、今年で10周年を迎えますが、ここまで事務所が来られたのも、代表の辻本が、独立し、オレンジ法律事務所を開設するという「一歩」を踏み出したからにほかなりません。
どの偉大な功績についても、初めの一歩がなければ成り立たないと同じで、私個人としても、オレンジ法律事務所としても、未来へ向けて、新たな「一歩」を踏み出して、挑戦できる年にしたいと思っております。

辞書に書いてあるとおり、「一歩」とは、最初の一歩という意味であるかもしれませんが、それ以降の「一歩」についても同様に重要と考えております。

夢や実現したい目標をかなえるには、一歩一歩地道に努力し、研鑽を積んでいくことが重要であり、決して、楽に・早く「千里の道」を進み切ることはできません。

まとめますと、今年は、①我々が進むべき方向を決めるという「一歩」、②進むべき方向に向かって、日々努力するという意味での「一歩」の両方の「一歩」を少しずつではございますが、着実に歩んで行くようにします。

10/25

今日の我に明日は勝つ

秘書:上村

今後10年間の目標を書き初めすることになった際、まずは自分が今後どうなっていきたいか、何をできるようになりたいかを考えました。

読書量を増やしたい、
気遣いができるようになりたい、
Excelを使いこなしたい、
興味があることの資格をとりたい、
字をうまく書けるようになりたい、
体を鍛えたい、
日本の行ったことがない場所に行ってみたい・・・
と、色々思いつきました。

では、これらのことをどうすれば達成していけるのかな、とまた考えました。
大きすぎる野望はないけれど、漫然と毎日を過ごして入れば達成は難しい…
達成のためには、当たり前だけれども自分が今日からそれに向けてやろう!と決意して向かっていくことが必要で、
具体的に1つ1つやりたいことを達成するための道筋はそれぞれ検討するとして、
結局は、今までよりもちょっと何かを変えようと努力をすることだと思い至りました。

11/25

今日の我に明日は勝つ

秘書:上村


それならば、何かを変えようと努力をすることを目標とするとして、どんな言葉にしようかな、とまたまた考えた際に、『今日の我に明日は勝つ』という言葉を思い出しました。美空ひばりさんの歌のタイトルです。
まさに目標にぴったり、かつ歌詞も力強くて素敵なので私の10年間の目標と言葉として書き初めをさせていただきました。

10年後この目標を振り返って、達成できたと自分に胸をはれるように日々努めます!

12/25

必要とされる人になる

秘書:ジャマン

英語の教材で“Half a Cup of Tea”(※)という小説を読んだことがありました。主人公の英国紳士が、自分が紅茶を半分のみ入れるように頼んだら、言われたとおりに半分注ぐ女性を結婚相手として探しているというお話です。しかし、一杯分を注ぐのが礼儀なので、半分のみを注ぐ女性にはなかなか出会えませんでした。

これを読んだ当時小6の私は、自分なら半分注げるのかなといった感想しかありませんでしたが、最近この話を思い返したときに、「希少性」と関連づけられると思いました。

8年前の自分の成人式で、「はたちの誓い」を発表する機会を与えていただきました。多くの新成人が共感できて、素直な気持ちであって、きれいごとだと思われないことを言いたい、といろいろ考えた結果、「自分がだれかに必要とされ、自分もだれかを頼れる、信頼で結ばれる関係を大切にします。」と言いました。

13/25

必要とされる人になる

秘書:ジャマン

ある人にとっての必要な存在には、その時その環境において「希少性」があり、それを認識できたら、必要とする気持ちに正当性を感じ続けることができるのかと思います。英国紳士は半分注げと意固地になっているのではなく、数いる女性の中から、礼儀を無視してまでも注文を聞き入れてくれる、自分が希少だと思える存在を見つけたかったと言えるのかもしれません。

仕事で人は代えがききますが、その中で、「希少性」感じさせることができたら、そして必要としてもらえていることを感じることができたら、通常業務も楽しくなって、生産性の向上に結びつくかもしれません。何に「希少性」を見出すかは変動的だと思いますが、自分がだれかに必要とされる人になりたいと改めてまた思います。

(※)英国作家James Kirkupの短編小説。

14/25

見聞を広め表現を豊かに

秘書:田中

私のこの先10年の目標は、「見聞を広めて表現を豊かに」です。

本来、私は自分を表現することがあまり好きではありません。

絵もド下手ですし、ファッションもオリジナリティが無く、SNSでも発信は滅多にせず見る専門です。

そんな私が今回この目標にしたのは、大切な人に誤解なく気持ちを伝えることや、相手や場面に合わせて言葉を選ぶことができる人になりたいと思ったからです。

人とのコミュニケーションは伝え方が非常に大切で、伝え方で結果が変わると思っています。言葉のストックをたくさん持っていれば、組み合わせ次第で効果的な表現方法を選ぶことができるので、選択肢をたくさん持っている人になりたいです。

15/25

見聞を広め表現を豊かに

秘書:田中

そのために、これから先10年、多くの人と話し様々な価値観に触れることや、読書の幅を広げたくさんの言葉に触れることで、豊富な表現力の大きな要素である語彙力をアップさせていきたいです。

特に仕事の面では、複雑な情報を読み解く力、そしてそれを整理して伝える力が必要だと感じています。自分の言葉を使って正確でわかりやすい発信ができるように、表現力を磨き、オレンジにとってプラスの存在になれるよう邁進していきたいと思います。

相手に響く言葉を選択でき、相手の心に残る印象的な言葉遣いができる人を目指します。

16/25

何事も経験してみる

秘書:櫻井

私のこの先10年の目標は、「何事も経験してみる」です。
なぜこの言葉にしたかというと、年齢を重ねるごとに、チャレンジする精神がなくなっていく傾向があるなと感じるからです。

特に新しいことについては、社会人になった現在より、学生の頃の方が色々と「やってみよう!」と思い、後先を考えず何事にも飛び込んだ記憶があります。社会人となった今は、飛び込んだあとのことを考えてしまい、躊躇することが多くなってしまいました。現在のコロナ禍も拍車となり、最近はほとんど新しい経験をした記憶がありません。

色々な経験は、「人間性、感受性を豊にする」とどこかで聞いたことがあります。私は、自身をまだまだ未熟な人間だと感じているので、今後色々な経験をし、人間としても社会人としても成長していければと思います。

これから先10年、色々なことが起こるでしょう。楽しいことや嬉しいことだけでなく、つらいことや悲しいこともたくさんあると思います。でもそれは、逆に言うと、色々な経験をしたからこそ味わえるものだと思います。それはとても素敵なことだと思うので、そんな人生を歩むべく、躊躇してしましそうな自身を勇気づけ、何事にも飛び込んでいく10年にしていければと思います。

17/25

心にゆとりを持つ

秘書:松岡

今後10年の目標を、「心にゆとりを持つ」という言葉にしました。

期限が迫っている、やるべきことが多い、時間内に終わらないなどということは、私の場合、主に仕事をしている時に感じることが多いのですが、仕事以外でも感じる瞬間はあると思います。そんなとき、よく確認すれば間違えないようなミスをしてしまったり、冷静に物事を考えられていないと思うことがあり、そうならないように心にゆとりを持って行動したいと思ったからです。

心にゆとりを持つことができれば、視野が広くなり、客観的に物事を把握し、スムーズに対応できると思います。また、周りの手助けをするには、まず自分の心に余裕があることが大切です。

オレンジ法律事務所に入所して、2年半が経ちました。今後は自分のことだけでなく、事務所にとって最善な事を考えられるようになるためにも、心にゆとりを持って行動したいと思います。

18/25

心にゆとりを持つ

秘書:松岡


また、何事も完璧にこなしたいと考えすぎたり、忙しいときの感情に流されてしまうと、心に余裕がなくなってしまいます。普段からミスしないようにと考えすぎてしまうことがあるため、そうではなく、失敗をしてもそこから学び、いつまでも考え過ぎることなく、切り替えたいと思いました。

これから先10年、仕事でもプライベートでも様々な変化があるかと思いますが、どんなときにも焦らず、柔軟に考え、心にゆとりを持つことを心がけていきたいと思います。

19/25

楽しむ 挑む 自信をもつ

秘書:戸田

今年は10周年ということで、書き初めのお題は、「今後10年の目標」。

“今後10年”と聞いて、真っ先に浮かんだのは、10年前の自分はどうだったか、また10年後、自分がどうなっていたいか、ということでした。

10年前を思い起こすと、当時の私は大学生で、アメリカに留学中でした。

自身の語学力についてはもちろん、文化の違いや人間関係等、毎日必死で、苦しい思いを沢山していたな、と思います。

そもそもなぜ留学したかったかというと、自分の性格上、そういう環境に身を投じないと成長できない、と感じていたからです。理由の1つではありますが、苦くしんどい経験こそ後に糧になると思い、留学を決めました。

20/25

楽しむ 挑む 自信をもつ

秘書:戸田


留学期間も後半になった頃には、自分が悩んでいることに対し、客観的に、悩んでるな、これを乗り越えたら一皮むけるぜ!わくわくする!というくらい、楽しんでいました。

このもがき苦しんだ留学経験は、結果的に、私の宝物であり、財産になっています。

あの頃の気持ちを忘れず、今後10年、苦しいことも楽しんで、失敗しても良いから挑戦して、10年後、その頃の自分やこの10年に自信をもっていたいという気持ちを込めて、「楽しむ挑む自信をもつ」とさせていただきました。

仕事も育児も、自分自身にため息が出ることが多く、楽しいことばかりではないですが、なるべく楽しんで、好きなことも諦めず、挑戦し、成長し続け、オレンジの一員として、オレンジに貢献していきたいと思います。

 また、まもなく産休に入る身ですので、戻ってきた際にパワーアップした姿でいられるよう、何か1つでも好きなものに挑戦したいと思います。

21/25

初心忘るべからず

秘書:三枝

私の今後10年間の目標は「初心忘るべからず」です。

この言葉は、室町中期の人気能役者の世阿弥が残した日本最古の能楽書「風姿花伝」記された言葉から取りました。

現在は「初めの志を忘れてはならない」という意味でよく使用されていますが、世阿弥が意図する内容とは異なり、世阿弥にとっての本来の意味の「初心」とは、新しい事態に直面した時の対処方法。つまり、試練を乗り越えていく考え方を意味しており、「初心忘るべからず」とは、人生の試練の時にどうやってその試練を乗り越えていったのか。という経験を忘れるなという意味だそうです。

2021年の6月に営業秘書として入社し約7ヶ月経ちました。今回が入所して初めての書き初めとなっており、年末年始のお休み間、今後10年間の目標について何を書こうかと、今までのオレンジで過ごした日々を振り返ったときに考えた言葉でした。

現在の使われている「初めの志を忘れてはならない」という意味も、本来の世阿弥の「人生の試練の時にどう乗り越えたか忘れるな」という意味も両方とも今後オレンジで仕事をしていく上で大切な目標だと思うので、この言葉を胸に、日々成長していきたいと思います。

22/25

変わることを恐れない

秘書:武田

書き初めをしたのは学生時代ぶりです。一年の抱負をしっかり考えたのもきっと学生ぶりです。自分を見つめ直し、これからやるべき事を見つけることができていいきっかけになりました。

現状に満足せず、変化を恐れずに成長したい。時代の変化へ適応できる力をつけたい。と思い「変わることを恐れない」という言葉にしました。

リスクを恐れていたり、時間が無いことを良い訳にしたりしていました。それではいつまでも変わることができません。仕事と家庭どちらにおいても成長したい気持ちを強く持ち、やるべき事を必死にこなしていきたいです。何歳になっても成長や挑戦することを恐れずに生きていきたいです。

時代の変化を感じるだけでは無く、変進力を高めて時代の変化へ適応していける人になりたいです。私は少し頑固なところがあり、「こうでなければいけない」という思いが強いため、周りの意見や新しい考えをもっと取り入れて素直になりたいと思います。

新しい考えや、情報を取り入れて新しい自分を発見できるように今年は本をたくさん読みたいです。朝30分、本を読む時間を作れるように早寝早起きを頑張ります!

今年一年だけでは無く、この先もずっと変わることを恐れずに成長し続けていきたいです。

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打造華人信頼的法律事務所

秘書:丹羽

「打造華人信頼的法律事務所」は、私の「今後10年の目標」です。私は中国出身なので、中国語でこのテーマを書きました。「中国人が信頼できる法律事務所を作ります」という意味です。

私がこの目標を設定した理由は2つあります。

第一の理由について、私が日本にいた14年間、私自身も周囲の友人たちも、さまざまな困難に直面することがありました。しかし、困ったときにどうやって自分を救えばいいのかわからないことが多いです。このような方々をもっと助けたいと思い、この目標を設定しました。

24/25

打造華人信頼的法律事務所

秘書:丹羽

第二の理由について、近年、世界における中国の経済的位置づけは変わってきており、コストの安い生産拠点としてではなく、高い技術を有する生産拠点となっています。また、日本に対する投資案件も増加しており、企業のグローバル化のさらなる進行により、企業において現実に生じる法律問題は、日本と中国の間で国境をまたいで生じるものも多く見られるようになっています。このような国境をまたぐ法律問題に対しては、関連する国・地域に専門家を起用するだけでは十分な対応を行うことが難しいですが、当事務所では、英語も得意とする日本人の弁護士と中国語を母語とする私とが、一丸となって関連する法務について、相互の言語・法律・文化の違いも踏まえたリーガルサービスをご提供することが可能です。

中国出身の皆さま、何がお困りのことがあれば、私たちと一緒に法の武器を取って自分の権利を守りましょう。

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凛とした女性になる

秘書:真鍋

私の「今後10年の目標」は、「凛とした女性になる」ことです。

昨年、オレンジ法律事務所に入所し、もうすぐ3ケ月が経とうとしています。わからないことばかりですが、まずは周囲の方々の真似をしてみることで、仕事の型を学ぼうと思っています。そこで、この3ケ月間で、皆さんから吸収していきたいと感じたところを一言でまとめて、この目標を設定しました。「凛とした」とは、国語辞典によると、態度や様子などが引き締まっていて、りりしいことを意味するそうです。私の中での「凛とした女性」のイメージは、賢くて、頼りになる、自立した女性です。

 「今後10年の目標」を達成するための小さな目標として、今年は以下の2つを習慣づけたいと考えます。①姿勢を良くすることと②毎日ニュースや新聞をチェックすることです。外見と内面を磨けるように、それら2つの側面から考えてみました。いい姿勢を保つことは、周囲にポジティブな印象を与えると思います。自分自身も前向きな気持ちになれるし、健康にも良いと思うので、常に背筋を伸ばしていたいです。そして、毎日、新聞を読み、世の中の様々な分野の出来事に目を向けることで、新しい知識を取り入れたり、視野を広げたりしたいと思います。

今は、周囲の方々に助けられていますが、今後10年では、周りから頼りにされるような、大人の女性を目指して頑張ります。