平成30年1月 オレンジ書初め大会(第6回)

課題の文字数を、毎年1字ずつ追加して課題設定しており、本年は、弁護士・秘書・事務員スタッフ総勢15人で、各々「6文字」の書き初めに挑戦いたしました。

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超高圧の世界

弁護士:辻本恵太

「超高圧の世界」。高校生の時に読んだブルーバックス新書から出版された、化学の本のタイトルです。どうも、初版は1977年のようです。

高校生の頃、毎日、硬式野球部の練習で身体がクタクタになりながら、家路に向かう電車の中でこの「超高圧の世界」を読んでいました。疲れが吹き飛ぶように心が高揚していたのをよく覚えています。

20年以上前に読んだので曖昧な点も多いのですが、炭を特殊な高圧装置を用いて、とてつもない圧力をかけると人工のダイアモンドができるとか書いてあった気がします。

水等に温度、圧力をかけたときの相の変化(相移転)は何よりも神秘的でした。ちなみに、相転移とは 物質がある相から他の相へ変化することで、融解、凝固、気化、昇華、凝縮などのほか、鉄等の強磁性体から常磁性への転移など結晶状態の変化などがあります。例えば、低い圧力のもとでは液体の水は存在せず、氷は、ドライアイスのように気体に直接相移転する(昇華)ことになります。他方、数百気圧もの圧力のもとでは、水は300 ℃でも沸騰しないで液体のままになります。


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超高圧の世界

弁護士:辻本恵太

また、水は、結晶相の中でも温度と圧力に応じて結晶間でも相移転が10種類程度存在します。たとえば、私たちが日常で見る氷は、 I 型の六方晶(hexagonal) なので Ih 相と呼ばれているようです。
さて、今年は本当に勝負の年です。勤務弁護士が5人に増え、事務局スタッフもアルバイトも加えれば10人近くになりました。

オレンジは、まだまだ発展途上の法律事務所で、毎年、内外ともに劇的な変化を続けています。オレンジはより良くなるよう、実も皮も変化を渇望しているのです。
その勝負の年において、私自身、私がするべきことに極めて高密度に集中し続けることが責務だと思います。

太陽暦では1年間は、365日5時間48分46秒です。今年、2018年の3155万6926秒を、一秒一秒大切にして、高密度に過ごしたいと思います。そうすれば、私もオレンジも、神秘的な次のステージに相移転するのではないかと信じております。

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百効不如一幸

弁護士:中野仁

「百聞は一見に如(し)かず」ということわざは誰しも聞いたことがあるかと思いますが、このことわざに続きがあるのをご存じでしょうか?「百聞は一見に如かず」は、人から聞いても実際に見てみないことには分からないということですが、その続きが以下のとおりだそうです。
「百見は一考に如かず」・・・多く見ても自分で考えなければ意味がない
「百考は一行に如かず」・・・多く考えても実行に移さないと意味がない
「百行は一効に如かず」・・・多く行動を起こしても1つの成果を得られないと意味がない
「百効は一幸に如かず」・・・多く成果が上がってもそれが1つも幸せに繋がらないのであれば意味がない

これらのことわざ全てが弁護士の仕事に当てはまるといえますが、この中でも、私は特に「百効は一幸に如かず」が響きました。
弁護士として事案の解決に当たっている際には、専門家としての意見や、弁護士として一番依頼者の方の利益になる、すなわち成果が上がる解決であると考えることをアドバイスさせて頂くことになります。

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百効不如一幸

弁護士:中野仁

もちろん、専門家としての意見、第三者としての意見は重要であり、依頼者の方もそれを聞きに来ているのですが、弁護士として一番成果が上がると考える方法をとることが必ずしも依頼者の方にとって幸せだとは限りません。弁護士が考える成果が、依頼者の方のニーズと完全にマッチしないこともありえます。

弁護士11年目となり、それなりの経験を積んだ今、気をつけないと、自分がよいと思う解決を依頼者の方に押しつけてしまう危険性もあります。自分の考えに拘泥せず、依頼者の方が真に求めていることは何なのか、常に考え続け、依頼者の方を幸せにできるよう精進したいと思います。

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不屈不撓不退

弁護士:有馬明仁

「不撓不屈」とは、どんな困難にあっても決して心がくじけないことを意味します。

弁護士の仕事をしていると、困難な状況に直面することがよくあります。
例えば、法的処理が難解であったり、事案が複雑であったりすると、法的調査や事件の整理をするのに、非常に骨が折れます。

また、相手方と比較して、当方の依頼者にとって、不利な状況、いわゆる負け筋の事件の場合、そこから挽回していくのは、中々大変です。そもそも紛争に介入していくという業務の性質上、精神的に疲弊していくことが多いです。
しかし、不安そうな顔、疲れた顔をしている弁護士に依頼したくなるでしょうか。

私は、今までも、くじけずに困難な事件に立ち向かってきたつもりではありますが、本年は、精神的によりたくましくなって、依頼者の皆様に安心して任せてもらえるような事件処理を心がけていきたいです。

また、弁護士登録4年目を迎え、下の期の弁護士が増えてきたので、先輩として、くじけずに困難な事件に立ち向かっている背中を後輩弁護士たちに見せていきたいと思います。
そして、心がくじけないことが大前提ですが、そこから、さらに、困難な状況に直面しても、退かず、前に進んでいくという「不退」の精神で行動していきたいです。

依頼者の皆様にとって、安心感を与えるだけでなく、ベストな解決法が何であるのかを思考錯誤して、高品質の法的サービスを提供できるよう意識をして、日々精進してまいりたいと思います。

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吾日三省吾身

弁護士:片山輝伸

「曾子曰、吾日三省吾身。爲人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。」(曾子曰く、吾日に三たび吾が身を省みる。人の爲めに謀りて忠ならざるか。朋友と交じりて信ならざるか。習わずを傳ふるか。)

私は、弁護士登録3年目を迎えました。この2年間、自分としては、がむしゃらに努力をしてきたつもりです。しかし、自分がしてきたはずの努力に見合った成長を遂げているとは思いません。それは自分の努力が足りなかったのか、もっと努力をすれば良かったのか。努力の方向がずれていたのか。自分は弁護士業がサービス業だと頭では分かっていても、自分に求められていたサービスを提供できていたのか。自分に何が求められているのかをきちんと意識していたのか。

私はどちらかというと、前に進もうという意識は強いと思うのですが、その意識が強いために、やや周りが見えなくなり、前のめりになりがちだと認識しています。それは、吾が身を省みることが不足しがちであることを意味するのではないか。自分に必要なことは、前に進んだとき、これから前に進もうとするとき、立ち止まっているとき、あらゆる場面で、必ず吾が身を省みることではないかと、今更ながら思うに至りました。

そのとき、ふと思い浮かんだ言葉は、35年前、中学校時代に学び、諳んじていた、論語の学而第一に収められたこの一節でした。今年一年、毎日この言葉を読んでから仕事に取りかかることにいたします。

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自考自決自行

弁護士:脇由有

平成30年の書き初めの言葉は、「自考自決自行」という言葉にしました。

この言葉は造語で、読んで字のごとく、「自分で考え、自分で決め、自分で行動する」という決意を込めています。

私が弁護士になって、1年間が経ちました。昨年1年間はわからないことばかりで、自分の中で、何が得意で、何が不得意か、特に何を頑張らなければならないかを模索する1年間となりました。

そういった目線をもって昨年1年間弁護士業務に携わり、自分の弱点は、主体的に行動する意識の薄さであると感じました。

「自分で考え、自分で決め、自分で行動する」というのは、様々な物事を最初から最後まで主体的に進めるということであり、言い換えれば、リーダーシップを発揮していくことを表します。

もっとも、リーダーシップとは、自分1人で何から何までこなせなければならないということではありません。時には誰かに力を貸してもらうことが最善であることもあるでしょうし、リーダーとして、力を借りることを選択するべき場面も多々あると思います。

自分の力で解決すべき時も、誰かの力を借りる必要がある時も、どうすることが最善なのかを常に考え、どうすべきかを決定し、行動に移して、主体性をもって物事に臨もうと思います。

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一所懸命努力

弁護士:尾形駿

私は、「一所懸命努力」という非常にシンプルな言葉を選択しました。

「一所懸命」とは、「命がけで物事をすることやそのさま」を意味し、「努力」とは、「心をこめて事にあたることや骨を折って事の実行につとめること」を意味するそうです。

今年は、私にとって、弁護士一年目であります。司法試験、司法修習を終え、いよいよこれから弁護士として働くこととなりました。当然のことながら、司法試験、司法修習を終えたところで弁護士としての力量が十分ということではありません。弁護士として駆けだしたばかりの私の頭は、いわばスポンジのような状態であり、毎日様々なことを吸収している状態です。

とにかく、一年目は、「一所懸命努力」の言葉通り、命がけで事の実行につとめて参りたいと思います。そして、その結果、少しでも多くのことを吸収し、様々な武器を身につけ、弁護士としてあらゆる所に貢献できるようになりたいと思います。

オレンジ法律事務所は、一丸となって、依頼者の皆様により良いリーガルサービスを提供できるよう日々精進しています。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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濡れぬ先の傘

弁護士:根本晃

濡れぬ先の傘とは、雨が降る前から傘を用意するということで、失敗しないように手回し良く準備するという意味です。

私は、昨年末に司法修習(研修)を終え、弁護士業務を開始しました。そのため、経験という点では法曹の先輩方には敵いませんが、その分、依頼者の皆様のお話をよく聞き、徹底的に事前準備をして書面作成、交渉や訴訟等に臨もうと考え、この言葉を選びました。

また、皆様にも、トラブルを防ぐために事前対策をしていただけたら、という思いも込めています。

たとえば、物を貸し借りするときに、当事者同士で話し合って契約書などの書面を作成しておくことで、後に「あのときあなたはこう言っていた。」「いや、そんなことは言っていない」といったトラブルを防ぐことができるかと思います。
こういった事前の対策は、少し面倒に思われるかもしれませんが、後の大きなトラブルを防ぐために、はじめに少し面倒なことをしておくことをお勧め致します。
そして、どういった対策をとればいいのかわからないという場合には、ぜひ私たちにご相談ください。

話は変わりますが、今回の書き初めで、中学時代に祖母に書道を習ったことを思い出すとともに、弁護士として働くまでに様々な方の支えがあったことを今一度思い出しました。
これからの弁護士人生、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、依頼者の皆様の力になれるよう、誠心誠意努めてまいります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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吾以外皆吾師

秘書:中久木

平成30年の書き初めは「吾以外皆吾師」(われいがいみなわがし)という言葉を選びました。

この言葉は、友人が座右の銘にしているという話を聞いて、知りました。自分以外はみな自分にとって先生のような存在である、という意味として私は解釈しています。作家の吉川英治がその著書で述べた言葉のようですが、出典や関連するエピソードなどについて詳細は不明のようです。
価値観の違いや物事への目の付けどころが異なれば、理解できなかったり、受け容れることができなかったりする場合もあり、壁にぶつかったような気がして立ち止まってしまうことがあります。

しかし、すぐには受け容れることができなかったとしても、すべて否定せず、ひとまず受け止めて、自分なりに考えてみるよう心がけたいです。そうすることで、視野が広がり、後から受け容れて理解することもできると思います。受け容れることが難しかったとしても、価値観や考え方の多様性を知り、対話の糸口はないか考えるヒントを見つけるきっかけにもなるのではないでしょうか。
目標や理想を掲げても、自分ひとりだけでそれを成し遂げるのは不可能です。周囲の方々の言葉や行動、考え方などから気づきを得たり、学んだりする中で成長し、目標とするゴールや理想へ近づいていけるのだと思います。

先生と呼ばれる立場であってもそうでなくても、周囲の方々には教えられることばかりです。周囲の方々が陰になり日向になり、支え、守り導いてくださるからこそ、現在の自分があるのだということを忘れずに、感謝の気持ちと謙虚さをもって、本年を過ごしていきたいと思います。

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昨日から学ぶ

秘書:上村

スヌーピーの言葉から抜粋しました。

LEARN FROM YESTERDAY (昨日から学び)

LIVE FOR TODAY (今日に生き)

LOOK TO TOMORROW (明日に期待)

日々成長していきたいと思い、この言葉を選びました。

オレンジ法律事務所に勤務して、早くも1年が経とうとしています。

少しずつやるべきことも増えてきました。

その中で、失敗したことがいくつもあります。それに対して私は、とにかくその失敗を巻き返したいという気持ちばかりになってしまうことがほとんどです。

今年は、昨日までの失敗をそのまま終わらせず、なぜそうなったのかを考えられるようになりたいです。

そうして、昨日から学んだことを今日に生かして明日からの成長につなげていきたいと思います。

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思慮をもって

秘書:ジャマン

大学生のときの「thoughtlessness」を扱った講義が印象に残っていて、今もよく思い出します。

「thoughtlessness」とは、簡単に訳すと無思慮、心無いなどになりますが、講義で扱ったのは、もう少し深いものでした。

第二次世界大戦時、ホロコーストを行ったナチス政権下で優秀な官僚であったアドルフ・アイヒマン。戦後の裁判を見て、彼の過ちは「thoughtlessness」ゆえだったと、ドイツの哲学者ハンナ・アーレントは述べたそうです(ハンナ・アーレント(1969)『イェルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告』)。
アイヒマンは、普通かそれ以上に家族想いであったし、人格的にもとりわけ欠点があったわけではなかったそうです。ただ、官僚として昇進に熱心で、ホロコーストに関する指令について良心に立ち返ることがなく、「thoughtless」に遂行してしまいました。
講義では他にも、優れた職に就いても、遊びで私生活が充実していても、自分のその日の行いの意味を考えなければ、「thoughtless」であることを扱っていました。

これを受けて、「thoughtless」に陥らないことはもちろん、自分の行いの意味を考えたときに少しでも誇りに思えるように努めたいと思います。色々なことに追われていると、「thoughtless」に陥り、ゆとりのある時とは違い、理不尽なことをしたり、思いやりを欠きやすくなると思います。状況に流されず、何年後、何十年後かに振り返っても、また幼い子に見られても恥ずかしくないように、思慮をもって生きたいです。
今年もよろしくお願い致します。

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行動あるのみ

秘書:田中

私は、昨年4月にオレンジ法律事務所に秘書として入所しました。

まだまだ至らない点がたくさんある中で、特に改善したい所は、自分の中で難しいと感じる仕事を任された時、それに取り掛かるまでの時間が長いという所です。
仕事の仕方を振り返ってみると、この仕事は自分にできるのかと不安になり、頭の中で全体のイメージを固めてから作業に取り掛かるというやり方を無意識にしていることに気付きました。前職の時は遅くまで残業をし、家でも仕事をしていたので、時間をたくさんかけて完成度の高い仕事をするという行動パターンが染みついていたことが原因かもしれません。

そこで、この問題点を改善したいという気持ちで掲げたのが「行動あるのみ」です。いつものクセで、考え込んでしまっているときに、意識的にこの言葉を思い出すようにした所、まずやってみようという気持ちになり、やってみたら意外と簡単だったり、やり始めたことにより見えてくることに助けられたりと、行動する事のメリットが多く感じられました。
当事務所では、どの立場のスタッフにもリーダーシップが求められます。それは、リーダーのように自分が輝くことではなく、相手を輝かせることがリーダーシップだからなのだと解釈しています。

今年は、「行動あるのみ」を心がけ、初動を早くし、仕事を任せてくださった人が輝くような立ち回りができるよう頑張りたいと思います。

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万物ハ流転ス

営業・広報:田村

解説・・・・この世のあらゆるものは、絶え間なく変化してやまない、ということです。

蛇足・・科学的考察

座標に例えるとは刻々と位置は変化しています。我々人間が生存している位置(慣性系)は猛スピードで移動しているのです。地球は自転している。地球は太陽を公転している。銀河系に於ける太陽も銀河系の端で渦の一部として回転運動をしています。また、宇宙は膨張していると言われています。

特殊相対性理論のいうところの慣性系にいる我々は、地球の自転などもあまり感じること無く生活しているにすぎず、大変な変化が起こっているのである。

熱力学的に説明すると、エントロピー増大の法則(熱力学第2法則)で少しだけ説明できるのかなと思っています。エントロピーは「乱雑さ」という意味のようです。一定に留まることはないようです。「エントロピー」と似たものに「エンタルピー」があります。興味のお有りの方はご確認下さい。

政治的考察

人間の欲(権力・財力)はいつの時代でも絶えることがなく常に争いは起き、盛者必衰、権力の交代が起きています。常に変化しています。以上

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光陰矢の如し

営業・秘書:灰田

「光陰矢の如し」という言葉を選びました。

月日の経つのはあっという間で、二度と戻ってこないから時間を大事にすべきであるという戒めを含んだ意味だそうです。

実際に、仕事をしているとあっという間に一日が過ぎていくのを感じます。オレンジ法律事務所に入所して、新人と思っていましたが、早くも一年が過ぎ、気がつけば新しい職員が次々と入所しておりました。これまでは分からないことが多く、ただただ覚えることに必死でしたが、今年は、時間を無駄にせず、効率的に業務を遂行出来るよう工夫をしてまいりたいと思います。

また、今年は二十代最後の年でもあります。二十歳を迎えてから今日に至るまで、瞬きのようにあっという間でした。これまで過ごしてきた時間が、自分にとってどのような時間だったかを振り返り、「光陰矢の如し」を胸に止め、最後の二十代を楽しみたいと思います。そして、キラキラした三十代を迎えたいと思います。

今回の作品は、昨年の作品と比べ、かすれる箇所を増やし、弓矢の様なスピード感を表現しました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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感謝と恩返し

事務員:堀川

「感謝と恩返し」この言葉を選んだ理由は、今までの自分を振り返り、これから歩んでいく人生を考えた上で、常に持ち続けていたいと思った言葉だからです。

私は今年で大学を卒業し、社会人になります。節目を迎える年として、今までの自分を振り返り、真っ先に浮かんだのは「自分は今までどれだけ周りの人たちに支えられていたのだろう」という感謝の想いでした。

業務に不慣れな私にも関わらず、いつでもあたたかく優しくして下さったオレンジ法律事務所の皆様、たわいもない話で一緒に盛り上がり、楽しい時間を過ごさせてくれた友人たち、困ったことや分からないことに直面したときに、丁寧に指導して下さった先生方、どんな時でも支えてくれて、ここまで育ててくれた家族・・・今まで自分を支えてくれていた人たちにはどんなに感謝をしてもしきれませんし、そういった方々がいて下さったから、今の私があるのだと思います。

私の人生の目標は、「立派な人間になって、今まで自分を支えてくれていたすべての人たちに恩返しをする」というものです。社会人になっても、まだまだ一人前の人間には程遠いと思いますが、大きな節目を迎える年として、この目標を今一度胸に刻み、立派な人間になれるよう、日々自分磨きを頑張っていきたいと思います。

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いつも笑顔で

事務員:河野

私の今年の抱負はシンプルですがいつも笑顔でいることです。

この仕事を始めてからまだ日が浅く、ミスをして迷惑かけないように、周囲の方に失礼の無いようにといつも緊張していて、気を抜くと表情が強張ってしまいそうになり、皆さんに心配をかけてしまったり、不安を感じさせてしまいそうになります。

私が海外に住んでいたとき、周りに知り合いが全くいない状況で最初はいつも緊張していて笑顔がなく顔が強張ってしまっていましたが、親友が“笑顔でKeep a smiling、 will be happy(笑顔でいれば自然とハッピーになれえるよ)”と言いながら私の口角をキュッと持ち上げられるとなぜか本当に気分がほぐれてリラックスできました。単純なことですが、私にとって親友が言ってくれたその言葉は魔法の言葉ですし、日本のことわざでも笑う門には福来たるというように私の気分だけでなくその場の雰囲気を良くしてくれてどんな人にも言えることだと思っています。

仕事はまだ覚えることも多く皆さんに助けて頂くことの方が多くなってしまいますが、親友が私にしてくれたように、私が笑顔でいることで気分がほぐれて、場の雰囲気が和み、ほっとして頂くことで、少しでもこの事務所に貢献できたらなと思います。