先を見通す力を身につける
弁護士となり、2年目を迎えました。
この1年間は、多種多様な事件に携わらせていただき、非常に充実したものであったと感じていますが、その一方で、自分には、まだまだ知らないこと、できないことがたくさんあることを痛感しました。その中でも、特に身につけなければならないと感じたものは、「先を見通す力」です。
事件を進めていく上では、情報収集や方針決定、依頼者への説明、そして実際に書面を作成したり、交渉をしたりする等、それぞれの段階で様々な能力が必要になります。
ただ、どの段階においても、事件の見通しを立てて、先のことを考えていなければベストな選択をすることができませんし、スピーディーな解決には至りません。
自分は、これまで、目の前のことに精一杯になるあまり、先のことを考える余裕を作ることができていなかったと反省しています。
そこで、今年は、今まで以上に、知識、経験を積むことはもちろん、漫然と事件をこなすのではなく、先を見通し、物事の段取りを考えながら仕事をすることで、先を見通す力を身につけていきたいと考えています。
日々の業務を通じて、成長し、より良い弁護士として依頼者の信頼に応えられるよう努力を続けていきたいと思います。
加えて、この1年は、しっかりと自分自身とも向き合い、自分のなりたい弁護士像というものを少しずつでも具体的にイメージできるようになりたいと思います。