わたくしと親切な弁護士

弁護士    中野 仁

 

わたくしには,司法試験の勉強を始めたころから非常お世話になっている先輩弁護士がいる。

 

 

わたくしにとっては,初めて接した弁護士の方でもあり,そこから約17年ほど継続してお付き合いをさせて頂いている,非常に優秀で尊敬している先輩である。

 

現在でも,一緒にお仕事をさせて頂く機会もある。

 

 

その先輩弁護士と,先日お話しさせて頂いたときのことである。

 

 

その先輩弁護士がおもむろに,

 

 

「中野君,僕はね,親切な弁護士であることを目指しているんだ。

自分が優秀かどうかは問題じゃない。依頼者にとって親切な弁護士になれるかこそが大事なんだ。」

 

 

とおっしゃられたのである。

 

 

わたくしは,その方のお言葉に,青いイナズマに撃たれたような気分であった(ゲッチュー)。

 

 

わたくしは,間違っていた。

 

優秀な弁護士こそが,一番よい弁護士だと思っていた(何をもって優秀というかは難しいところはありますが,ここで言う優秀は,頭が切れるとか,処理が適切とか,処理スピードが速い,といった能力面を指します)。

 

優秀な弁護士こそが,結果を出すことができ,依頼者の方のお役に立つことができると思っていた。

 

 

思えば,弁護士になって10年,優秀な弁護士を目指して,もがき苦しみ続けていた気がする。

 

自分が優秀でないことに,

悩んで頭を抱えたり…

 

 

 

 

※ 写真はイメージです。

 

 

ときには,叫びだしそうになったり…

 

 

 

 

※ 写真はイメージです。

 

 

 

ときには,飛び出したくなったり…

 

 

 

 

※ 写真はイメージです。

 

 

 

そんなことばかりしていた10年間であった気がする。

 

 

そうなのだ。

優秀であることが重要ではないのだ。

 

紛争の予防や解決には色々な形がある。何が最終的な正解かも分からない中で,依頼者の方を幸せにするには,真摯に,「親切に」対応し,依頼者の方に安心して頂くことが大事なのだ。

 

弁護士の業界で,優秀競争をするにしても,それが依頼者の方々の方を向いていないのであれば,本末転倒なのである。

 

 

わたくしの目標が決まった。

 

それは,誰よりも「親切なオレンジ」,じゃなかった,「親切な弁護士」になることである。

 

10年後,わたくしは「親切な弁護士」になることができているだろうか。

 

 

10年後のわたくしに聞いてみたい。

 

結論:オレンジの形容詞として「親切な」をもってくるのは不適切である。日本語は正しく使わなければならない。

 

 

合掌。

 

 

弁護士 中野 仁

 

 

 

さて,

 

 

 

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